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あの人の挑戦ストーリー

vol.20西岡慎也
株式会社ファッションスタイリストジャパン 代表取締役

クライアントに寄り添う「ホスピタリティ溢れる」ファッションスタイリストの輩出

vol20 西岡慎也

何にチャレンジしているのか?

専門学校を卒業後、アパレルショップの店員として働くなか、一年で約4000人のファンを獲得。多くのファンを魅了したのは、お客様が「リセットできる」場所、すなわち悩み事や人生相談もできる店員であり続けたことでした。悩みや理想に適した服を選ぶことにこだわっていたのです。
自身でセレクトショップ開店するも、店舗型のスタイルに限界を感じた西岡さん。「お客様に最適な服を提供し、洋服で人生が変わることを日本中の人たちに広めたい」そう思った西岡さんが始めたのが、ファッションコンサルティングでした。

なぜ、チャレンジするようになったのか?

vol20 西岡慎也②

ファッションと建築。
私はこの2つはとても似ていると思います。成功するためには、設計が必要だという点です。ファッションをどう役立てたいのか。ビジネスでの商談なのか。それとも好きな人とのデートなのか。TPOとよくいいますが、ジャケット一つ、腕時計一つが人生の大きくわけることがあるのです。

私は学生のころ、猛烈に痛い経験をしました。部活仲間と行った花火大会。「西岡先輩ってださかったんですね」後輩の女の子が放ったこの言葉に、内気でおとなしい性格だった私は自信を喪失しました。幸いだったのは、当時の私がやさぐれず、ファッションの勉強をするという選択をしたことです。必死に勉強をした私は、一年後には地元のファッションリーダー的な存在となり、学校行事で委員長を務めるまでに自信を持つようになりました。

ファッションによって人は変わることができる。だからこそ、お客様の悩みや理想の人生について時間をかけて聞き、一人ひとりに最適な洋服を提供する。そのために始めたのが、ファッションコンサルティングです。

何のために、チャレンジするのか?

vol20 西岡慎也③

ファッションコンサルティングと聞いて、「受けたことがある」と答える人はまだまだ少ないと思います。まだまだ、私たちの事業は多くの人にとって「新しい価値」なのです。私が今チャレンジしていることは、この「新しい価値」をたくさんの人に体験してもらい、人生の分岐点をつくるためのファッションスタイリストを、全国でプロデュースすることです。

なぜ人は、服を選ぶときに悩み、長い時間をかけるのでしょうか。それは、その服によって解決したい問題や自分のなりたい姿があるからです。たしかに「服」というのは物質的なものですが、その物質的な「服」一つひとつが、じつは精神的に大きな影響を及ぼしているのです。

ホスピタリティ溢れるスタイリスト。それは、お客様に対して心から真剣に向き合えるスタイリストのことです。私たちは、お客様が私たちのサービスを使ってたくさんの服を買ってくれることではなく、お客様の問題解決を一番の目的としています。そのためには、服という「物」以上に、お客様の心に寄り添ったコミュニケーションが必要です。
そんなファッションスタイリストの輩出。これは、設立当初から変わらない、いや専門学校を卒業したときからずっと自分のなかに眠っていた思いです。同じ志を持った仲間を増やし、育成しながら、これからもこの思いを実現すべく挑戦を続けていきます。