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あの人の挑戦ストーリー

vol.31玄甫和美
株式会社Aphros Queen 代表

自信に満ちた女性をつくる、真のエステティシャンの輩出!

vol31 玄甫和美

何にチャレンジしているのか?

株式会社Aphros Queenの代表・玄甫和美さん。23歳でのときにエステサロンを開業し、今では東京・表参道と大阪・難波にて3店舗を展開しています。
サロンを経営していても、なんだか上手くいかなくてつらい……。人間関係もほどほど……。開業して3年間、そんな悩みを抱え続けていた玄甫さんにとって転機となったもの。それは、26歳のときに参加したビューティーコンテストでした。
それまで何度もダイエットとリバウンドを繰り返すなか、「自分自身が本当に望む自分になる!」とコンテストの際に決意した玄甫さんは、食事管理からウォーキングレッスンに至るまで、美に関するさまざまな専門的なサポートを受け、見事18キロのダイエットに成功されたそうです。その経験で手に入れた最も大きなもの。それが、達成を通して得られた「自信」だったといいます。
今玄甫さんが挑戦していること。それは、お客様のチャレンジを支援する、自信に満ちた「真のエステティシャン」を輩出することです。

なぜ、チャレンジするようになったのか?

vol31 玄甫和美②

「自信を得ることは、ときに人生を変える。」

私は、6か月で18キロのダイエットを成功させた経験から、そう強く感じています。それまでの私は、自分に自信のない女性の一人でした。仕事での成果もいまいち。そして体調も崩しがち。しかし、そんな自分を変える最後のチャンスだと決めて取り組んだ結果、この大きな達成経験が、私に自信を与え、人生を180度変えてくれたのです。それまで3年間続けていたエステサロンの経営状態も好転し、家族やパートナー、友人との人間関係も格段に良くなりました。

もちろんこの変化には、様々な要因があると思います。しかし、そのときを振り返って確信しているのは、自分が「変わる」と決意し、実際に変わることができた達成感、そして美と健康を手に入れた自分に対して、自信を持つことができたということです。

エステサロンという美容に関わっている私。外見が美しくなるサポートはもちろんですが、「美と健康を通して自信を育む」という内面からの変化によって、自分が経験したような人生の変化をサポートしたい。そういう思いが強くなりました。

何のために、チャレンジするのか?

vol31 玄甫和美③

しかし、その思いが強くなればなるほどギャップを感じたのが、自分に自信のないエステティシャンもたくさんいるということ。これでは、お客様の自信形成をサポートすることはできません。

そこで私が経営する各エステサロンでは、マインド、ノウハウ、スキルを教育の一環として、ダイエットや美肌で結果の出る高度な技術を習得すると同時に、まず社員が自ら美と健康と人生に関して目標設定をし、それを達成していくサポートをしています。そうすることによって、お客様にもスタッフ自らが経験した生の声をもとに、「私も変われる、この人の様になりたい」という可能性を伝えることができるのです。

小さな達成を繰り返していくことで、多くのスタッフが成果を出し始めるということです。「女性は感情優位な生き物」とはよく言いますが、だからこそ私たちが表面的なものだけでなく、幸せの追求と自分の理想の追求、美と健康を通してお客様の人生の向上もサポートしていくべきだという気持ちがさらに強くなりました。

お客様の目標達成のパートナーとしての「真のエステティシャン」の輩出。これが、Aphros Queenの代表である私の挑戦です。これまでもこの挑戦を進めてきましたが、今新たに考えているのが、エステティシャンとして働く前の「教育」を行うことです。ヨーロッパでは、エステティシャンは医者と同じ専門職業人です。韓国などの国でも、国家資格として認定されています。それは当然、エステティシャンになる前の「教育」がしっかりとしているということです。私は、日本でもそれに加えて「在学中に自信が形成され、あらゆるスキルを身につけ、即戦力になれる人材教育」を広めていきたいと思います。そして、高い志や夢を持ち、専門職業人として自信に満ち溢れた人が増大し、世の中の誰もがが憧れる一流の仕事!!そんな未来をつくっていけたらと思います。