ストーリー(あの人の挑戦ストーリー)

vol.01 栗城史多氏 登山家
苦境を乗り越え、
いざ 世界最高峰へ6度目の挑戦!
栗城史多

何にチャレンジしているのか?

秋季エベレスト登頂という厳しい条件を自らに課し、「冒険の共有」として山頂を目指す経過をインターネット配信する異色の登山家・栗城史多さん。2009年から5度にわたってエベレストに挑戦しましたが、悪天候・体調不良などで途中断念。しかも4度目の挑戦で、手の指9本の大部分を凍傷で失うという不幸にも見舞われました。栗城さんの登山スタイルに異論を唱える人もいますが、「失敗と挫折」さえも臆することなく公表します。なぜ、批判を恐れないのか。何が彼を山へと導くのか。そして、エベレスト登山費用の15倍もかかるインターネット生中継「冒険の共有」に込められた真の目的とは…。栗城さんは今秋、6度目のエベレスト登頂の挑戦中です。

栗城氏が出演する『チャレンジJAPAN サミット2017』の詳細・お申込みはこちらから
http://challengejapan.jp/summit2017/

なぜ、チャレンジするようになったのか?

栗城史多①

昔は夢に向かって頑張るタイプではありませんでした。そんな私が登山をはじめたのは、大学で入った登山部。登り切ったとき、人は感動で泣けることを知りました。その後、一つ一つの山を登る中でいつしか海外登山に憧れはじめ、初登山から2年後の大学3年の時、単独で北米大陸最高峰のマッキンリー登頂(6,194m)に挑む決意をしました。周りからは挑戦への「応援」をもらえると思っていたのですが、実際は「否定」の声ばかりが聞こえてきたのです。「お前には不可能だ」「何をバカなことを」何度もそう言われました。それでも僕は行きたかった。

結果的に登頂には成功したのですが、今の日本社会は「できない」という言葉で「見えない壁」を作り、結果、「失敗したらどうしよう」という挑戦を阻む空気に気づきました。さらに、2007年に日本テレビの番組でヒマラヤ8000mから成功も失敗もさらけ出した動画配信を行った時、「ありがとう」「自分も目標に向かって頑張ってみます」というたくさんのコメントを見たとき、「人は誰もが見えない山を登っている」、それに気付いたんです。

何のために、チャレンジするのか?

栗城史多②

私は、自らの挑戦における、「失敗と挫折」を共有するべく、秋季エベレスト登頂を目指し、2009年からはインターネットによる生中継・配信に挑戦してきました。「見せる登山」「流行りの配信」が目的ではありません。「人は人間社会の中でも自分の限界に挑戦しながら、心の壁を登っている」と思っています。

私の失敗も挫折も共有することで、「栗城、まだあいつやっているよ。じゃあ、自分も何かチャレンジしてみよう」とか、「あいつがあんなに苦しんでいるだから、僕もまだやってみよう」という「一歩踏み出す人」を増やしていけたらと思っています。そして、「挑戦する心を持ち続けてほしい」というメッセージを「配信」という方法で、多くの人と共有することで「見えない山を登る全ての人たちの支え」となり、「自分の山登り(人生)を楽しめる人を増やしていくこと」が私の本当の目的です。「“否定”という壁への挑戦」それが、僕が目指す本当の頂の世界なのです。

栗城氏が出演する『チャレンジJAPAN サミット2017』の詳細・お申込みはこちらから
http://challengejapan.jp/summit2017/

動画メッセージ(挑戦者の声)